《足が速くなりたい!》

「どうしたら足が速くなりますかね?」
今運動会シーズンですし、指導をしている時時折聞かれることがあります。
めちゃくちゃ速い選手は、ほぼほぼ小学校低学年から運動会ではダントツトップを取っていますし、豪速球を投げれる投手も野球をやり始めた頃からビュッとした球を投げているので、思わず「生まれつきですよねぇ…」と、トレーナーとしてあるまじき逃げ口上が出てきそうになるのですが、しっかりと対策を考えてみたいと思います。

本来速く走る力はあるのに、壁にぶち当たっていたり、間違った方向でトレーニングしているような選手にアドバイスするとしたら、それは「軸」の意識かなと思います。

だいたい速く走れない選手ほど、腕を強く大きく振ろうとしてみたり、足を高く上げたり、速く動かそうとしてみたりすると思うのですが、まず冷静に考えてみると、
「速く走る=体を速く目的地まで移動できる」
ということだと思います。

したがって、まず自分の体を運んでいくという感覚が必要だと思います。
そのためには、体がスムーズに前に進んでいく感覚を身につけないといけません。

確認方法【壁押し】
①剣道の竹刀でもいいですし、バットでもいいです。ほうきでもいいでしょう。(あまり先が細すぎるとお腹に刺さって痛いので少し太めがいいでしょう)
その棒の先をまずおへその下あたりに当てて、もう一方を同じくらいの高さの壁に押し当てます。(壁を棒で押しつけるので、おウチの壁に傷がつかないようにしてください(^^;;)

②そして自分のランニングフォームをイメージしながら、少し前傾姿勢をとり、片足を上げたり下ろしたり、また上げた状態で止めたりしながら、下腹に当ている棒で壁をグーッと押してみます。

③この時、あえて姿勢を崩して猫背とかで壁を押してみてください。あるいは脚力だけで押そうとしてみてください。腕を大きく振って押してみてもいいと思います。

いかがですか?
おそらく③の状態だと、あまり強い力で壁を押せないと思います。

腕や足を意識するのではなく、アゴを引いて肩の力を抜き、姿勢を正して、横から見た時頭頂部から足のかかとまでをまっすぐにする意識で行うと、結構強い力で壁を押せると思います。
(手足の力で押すというより、体重を乗せていく感覚に近いと思います)

これが速く体を進ませる推進力につながると思います。壁が強く押せないのに、前に進みたいというのは、本末転倒だと思います。

「速く走りたい!」と気持ちが焦れば焦るほど、手足が力んで軸が崩れ、動きにバラツキが出て、地面や進行方向へ向かうべき力をロスすることにもつながってしまいます。やはり気持ちは冷静に軸の感覚は重要だと思います。

〈応用編〉 足を上げ下げして左右の足が切り替わる時に、棒を押す力が緩んだりすることがあります。能力のある選手ほど、足を上げ下げしても一定の力で押し続けられるようです。

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