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- 例えば、運動会のお父さん。
頭では昔の感覚で走ろうとしているんだけれども、体が思うように動かなくて足がもつれて転倒なんていうケースをよく見ます。また、街を歩いていてショーウインドウに写る自身の姿を見て、曲がっている姿勢に驚くケースや、写真を撮るときにまっすぐしているはずなのに、頭が歪んでいることを指摘されるケースや、自分では足を上げて歩いているつもりなのに平らな所でつまずくケースというのもよくあります。
これらは思いと実際の行動とのギャップから生まれてくる出来事だと思います。
また、姿勢や動きのこと以外でも、
「子供を甘やかすのはよくないよねー」
と言っておきながらも、知らず知らずのうちに自分の子供をめちゃくちゃ甘やかしていたり、
「あの人のこういうところが嫌いやわ!」
と言う犬猿の仲の二人が、実は似た者同士で同じタイプだったりもします。世の中の揉め事や争い事というのは、だいたいは自分自身のことは棚にあげてモノを言っているケースであったり、自分が知らず知らずにしていることに気づいていないケースがほとんどだと思います。
そして、体の歪みや精神的なストレスというのはこうしたズレがきっかけとなって生まれてくるものがほとんどではないかと思います。
では、解消するためにはどうしたらいいか。
「自分にもそういうとこあるよねー」
と自分自身を客観視できるかどうかだと思います。そのためには、素直さと謙虚さというのがキーワードになってくると思います。
- 例えば、運動会のお父さん。
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