2年生が兵庫加古川の伝統を見事引き継いでくれました。
15日㈯の一回戦では、1対3で負けている状況で最終回1アウトランナー無しという瀕死の状況から逆転勝ちという戦いから、16日㈰の二、三回戦の加古川らしい戦いという、二日間で地獄と天国を味わい、目まぐるしい二日間を選手たちは経験したと思います。
勝ち進んでいくためには楽な展開ばかりではなく、必ずこういったハードルが待ち構えているものです。勝つためには苦しい状況を乗り越えていかなくてはならないものです。
今試合に出れていなくて、悔しい惨めな思いをしている選手もいると思います。今試合で活躍していて調子いい選手もいると思います。
しかしこの二日間で地獄と天国を味わったように、今良くても明日、明後日、来月、来年、高校に進学してからケガをしたり、調子を崩したり、環境や指導者が代わって試合に出られなくなったり、、、将来何が起こるかわからないのがスポーツです。
ドラフト1位の選手が鳴かず飛ばずだったり、犯罪を犯したりするケースも決して珍しくないのです。
逆に今辛い状況だったとしても、この先良いことが待っている可能性も十分にあります。
かくいう私も、中学時代は補欠でしたが、高校でレギュラーになり最後の大会で活躍することができました。
人生何が起こるかわからないのです。
ですから、今最悪な状況だったとしても、腐らないこと、挫けないこと。
今最高な状況であっても、傲らないこと、調子にのらないこと。
どんな状況であろうとも、謙虚にひたむきに取り組んでいくことが最も大事なことであると常々感じます。
2年生はまだ予選は続きますし、チームとしてタイガースカップでの悲願の優勝に向けて、これからもひたむきに努力し続けていってもらいたいと思います。
みんなおめでとう!!