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- スポーツ選手においては、試合でいいプレーをする、そして勝つことが最も重要なことです。
極端な言い方ですが、結果につながれば、過程はどうだっていいのです。
治療の世界においても同じです。
「あー効いてる効いてる」とか、
「ボキボキッと鳴らす」
などは過程にすぎません。しかし治療家がそうすることに満足を得てしまって、結果を直視しなくなれば、選手やチームはおかしな方向に進み出します。
どんな治療をしたのかは重要ではなく、果たして治療した選手が本当に活躍したのかが重要であり、チームが勝てたのかどうかが重要なのです。
極端な言い方ですが、
「痛みが取れて楽になったけど打てなかった」よりも、
「痛みは残ってるけど打てた」の方が圧倒的に良いのです。全て結果に結びつかない限り、マスターベーションに過ぎないのです。
見てくれが派手なものというのは、一瞬人を惹きつけます。
しかし、一瞬で惹きつけるものほど、一瞬で飽きられてしまいます。
それはテレビタレントを観ていてもよくわかります。
表面的なものに惑わされずに、何が大事であるのかを的確に見抜き、地道にコツコツ、愚直に取り組んでいくことが、遠回りに見えて、結果につながる一番の近道なのです。
- スポーツ選手においては、試合でいいプレーをする、そして勝つことが最も重要なことです。
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