全ては結果

スポーツ選手においては、試合でいいプレーをする、そして勝つことが最も重要なことです。

極端な言い方ですが、結果につながれば、過程はどうだっていいのです。

治療の世界においても同じです。

「あー効いてる効いてる」とか、
「ボキボキッと鳴らす」
などは過程にすぎません。

しかし治療家がそうすることに満足を得てしまって、結果を直視しなくなれば、選手やチームはおかしな方向に進み出します。

どんな治療をしたのかは重要ではなく、果たして治療した選手が本当に活躍したのかが重要であり、チームが勝てたのかどうかが重要なのです。

極端な言い方ですが、
「痛みが取れて楽になったけど打てなかった」よりも、
「痛みは残ってるけど打てた」の方が圧倒的に良いのです。

全て結果に結びつかない限り、マスターベーションに過ぎないのです。

見てくれが派手なものというのは、一瞬人を惹きつけます。

しかし、一瞬で惹きつけるものほど、一瞬で飽きられてしまいます。

それはテレビタレントを観ていてもよくわかります。

表面的なものに惑わされずに、何が大事であるのかを的確に見抜き、地道にコツコツ、愚直に取り組んでいくことが、遠回りに見えて、結果につながる一番の近道なのです。

関連記事

  1. 人間は、思いと行動にギャップがある生き物。

  2. トレーニング論

  3. 新体操 神戸市民大会に行ってきました。

  4. 自分の評価と他人の評価

  5. 良いことも悪いこともする

  6. 厳しさと楽しさ

最近の記事

アーカイブ
PAGE TOP