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- あけましておめでとうございます。
治療院もまもなく11周年を迎えます。これからも益々精進してまいりたいと思っておりますので、本年もよろしくお願いいたします。
特にご高齢の方々を治療していますとよくある話なのですが、普段あまり出歩かず、お家に居てることが多いため、長時間同じ場所に座ってテレビを見ているケースがよくあります。
そのため、治療を施して後日再来院された時に、「家に居てるとまた痛みがぶり返してきた…」というお話を聞くことがあります。
そんな時よくあるのが、腰が沈むようなソファーに腰掛け、背もたれが斜めにリクライニングされているケースです。
そうなると、お尻は肛門もしくは、尾骨のところに体重がかかるようになり、骨盤は後傾し猫背になります。
体幹は後ろに倒れ、頭だけ起こそうとするので、必然的に顔が前に出ます。
寝たきりの方でよく誤嚥性肺炎を起こしてお亡くなりになるケースがありますが、寝たきりになるとベッドの背もたれだけを起こして座らせているケースがよくあります。
これも顔だけ前に出て猫背になっているので、胸や肺、気管を圧迫し誤嚥を誘発させます。ですので、できるだけお尻は深く腰掛けて、肛門より前側に体重がかかるように座り、背もたれは倒さずまっすぐに起こして、背中は軽くもたれる程度にするのが理想です。
もちろん若年層も若いからといってどんな姿勢でもいい訳ではないので、同じように気をつけていただければと思います。
- あけましておめでとうございます。
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