「この人の言ってることしか信じない」とか「この人以外の意見には耳を傾けない」とか、逆に教える側も「オレについてきたら間違いない」とか見聞きしたことありませんか?
たしかに調子が良い時、上手くいってる時はそういう関係性でも成立します。「このまま信用してついていったら間違いない」とその時は思うんです。
ただ、問題なのは結果が出なくなってきた時。当然のことながら、今まで視野が狭く、一方向しか見てこなかったから頭打ちになるケースがよくあります。
結果、何かのきっかけで綻びが出始めた時に一気に信頼関係が崩れだしていきます。「信じてきたのに全然上手くいかないじゃないか!」と人のせいにしだしたり、関係が解消された途端、また次の相手を探しだす…。こんな光景は幾度となく見てきました。
そういう私も若い頃は右も左も分かってなかったので、「これさえしとけば大丈夫。間違いない。他の選択肢はあり得ない」と、ある種、盲目的、宗教的になっていた時期もありました。
特に自分自身が未熟で精神的にも弱っていて自信がない時ほど、何かにすがりたい気持ちになり、拠り所を求めて誰かに依存したりしがちなので、そうなってしまう気持ちはよくわかります。
経験してきたからこそ分かったことですが、まずは自分自身が「自立」と「自律」ができていること。そのうえで周りとは付かず離れずの適度な距離感で繋がる。
誰かに頼りきるというわけではなく、自分自身で色々試してみて、良いものは取り入れていくスタンスで、取捨選択が「自己責任」でできる。
広い視野とバランス感覚が重要だと感じますし、そういうことができる選手は将来的に伸びていき、息が長い気がします。
これだけ多様性が叫ばれている世の中で、これさえやっておけば大丈夫なんてあり得ない話ですよね。迷いに迷って、すがりにすがってきたからこそ気づいたことです笑











