この時期、私が携わらせていただいている野球、新体操では冬季トレーニングを行っています。
昨日も加古川の中学野球の指導に行ってきたのですが、「肉離れ」「シンスプリント(すねの痛み)」「オスグッド(ひざ下の骨の隆起)」「足のつり」がひじに多いこと・・・(^^;;とても悩まされます。
明らかに僕の中学生の頃は見かけなかった症状が多くなっています。
原因として考えられるのは、まず昔とは体型が変わってしまっていること。
明らかに手足が長く、重心が高くなっている子供が多くなっています。
重心が高くなると、常に肩や首に力が入っているので、足もつま先寄りに体重がかかり、足全体が突っ張ってしまうことになります。
足が必要以上に力んでしまうことで、さまざまな足の障害が生まれてしまうのだと思います。
実際昨日も肉離れの症状を訴える選手を治療しましたが、患部を直接触らなくても、体の主要なポイントを緩めて、重心が下がるようにしてあげれば、自然と肉離れの痛みが消えました。
そういった子供たちに、以前紹介させていただいた開脚キープストレッチをやらせても、長時間の開脚は相当キツイものになってしまいます。
トレーニングでは、一般的に力を入れることばかりを強調しますが、うまく力を抜くことが上手じゃないと障害が次々と生まれますし、上達しません。
せっかくしんどいトレーニングをやっても、故障につながってしまっては元も子もありません。
正しく動かして、正しく身につくようにしていきたいですね(^-^)/