『バリバラ』 ご存知ですか?

NHK教育テレビで、毎週金曜日21時から放送されている番組なんですが、障がい者の、障がい者による、障がい者のための番組と言いますか、出演されているほとんどの方々が、障がい者の方たちばかりなんですね。

その方たちが、漫才したり、取材したりするんですが、それがめちゃくちゃ面白いんです\(^0^)
もう漫才なんか、お互いの障害をぶちまけ合って、包み隠さず笑いに変えていくんです。

また、司会者の方がひな壇に座っているダウン症の女の子に、「〇〇ちゃんはどう思う?」って聞いても、「・・・・」みたいになって、もうめっちゃ鬱になっていたりするんです。
でもそれを見て周りの子たちが、この子はこう思っていると思うんですよねーとかって間髪入れずにフォローしたりするんです。
それがもうほんとに自然で、障がい者は可哀想なんて、上から目線で特別視している健常者の目が恥ずかしく感じてしまいます。

そして、周りの子たちがフォローしている間、彼女が何か好きな話題、たしか誰かのアイドルの話になった時に、ニタッて顔してゆっくり顔を上げて笑顔を見せるんです(^〇^)
それがもうなんと言いますか、最高に愛らしく面白く、心にズバーッと突き刺さる光景ばかりなんです。

NHKは受信料取ってる割にしょうもない番組ばっかり作りやがってと思うことがほとんどだったのですが、思わず「やるな!NHK」とうならせた番組なのです。

今週の放送では、ダウン症の男の子本人が街角インタビューをして、「ダウン症とわかったらあなたは出産しますか?」「産むべきですか?」なんて取材したり、産婦人科のドクターに対して、「なぜ出産前に検査するんですか?する必要があるんですか?」なんてズバズバ突っ込むんです。

それはもうこれ以上ないくらいストレートで、聞かれた人達は皆たじろいでしまっているんです。

我々はいかに普段から、大人の都合といいますか、物事を理屈でとらえて解釈しているのかを痛感します。

ウチの小学1年生になる娘は、この番組が大好きで、ジーーッと笑いもせず見ているんです。
普通、一般的には子供が「あの人どうして手がないの?」と親に聞いてきたら、「そんなこと言っちゃダメ!見ちゃダメよ!」なんて、健常者による上から目線みたいな感じで、適当にオブラートに包むようなことを言って、子供を上手くごまかそうとしたりするものですが、本当に子供って素直で、それこそ障がい者の人たちと同じように区別なく物事をストレートな目で見ていると思うんです。

大人ほど、世間体や理屈というフィルターを通して見ているため、物事が歪んで見えているのだと思います。

大切なことは、違いを感じて受け入れることだと思うのです。

障がい者の方々も、けっして好奇な目で見られることや、特別視は期待していないはずです。

健常者と全く同じ土俵で(パラリンピックなどの特別な舞台を用意することではなく)、ありのままの姿を安心してさらけ出せる環境、違いを受け入れることのできる度量が我々にとって必要なのだと思います。

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