恐るべし、武井壮!!

けっこう前に見た深夜番組なんですが、筋肉?スポーツ?タレントの武井壮さん(陸上十種競技 元日本代表)が、身体論を語るという番組がありました。

その中で、非常に興味深い、食事やサプリメント(栄養補助食品)についての話がありました。

「よく日本人選手が、海外遠征に行った時に、現地に行ったら日本食がないから、こちらから日本食を持参するという話を聞くが、そもそもその時点で負けなんですよ」
「現地に行ったら現地の食事をして、それをエネルギーに変える。それぐらいの気概がなかったらいけないんですよ!」
「ちょっと違うものを口にしたら腹を壊しましたとか言ってる時点で負けなんですよ!」
「日本人選手は、ちょっと環境が変わるだけで弱くなる。だから国際試合に弱いんですよ!」(たしかに、大リーグでも活躍できる選手とそうでない選手の差がかなりある…)

そして、サプリメントについて。

「体にいいと言われるものを吸収されやすいように、あらかじめ体にとって必要な栄養素を分解したものを直接口に入れるとか言いますけど、それ自体、体を甘やかしているに過ぎないんですよ!」
「人間は、狩猟民族の時代から、獲物を捕らえて、それを生のままだったり、火を通したりして、口に入れ、体の中で消化吸収という作業をして栄養素を取り込んできた」
「それを、消化吸収という過程をスルーしてしまっていいものだけを取り込もうとするから、人間本来もつ、いいものは取り入れ(吸収)、必要ないものは出す(排泄)という大切な作業がなくなってしまっている」
「もし、捕った獲物に毒があった場合どうなるのか。いいものをそのまま何も疑わずに吸収することだけしていたら、排泄することを知らないから、すぐに体に毒が回まって死んでしまうんですよ」
「そんなことをしていると、肉体が養殖の魚や温室栽培された野菜のように、弱体化してしまい、火事場の馬鹿力が出なくなってしまうんですよ」

というような話でした。

とても合点のいく話で、説得力がありました。

思い返せば、今まで私が会ってきた一流選手や、体の強い人というのは、「いつでもどこでも寝れるタイプ」の人ばかりでした。

それを踏まえてみても、過酷な状況や逆境で、高いパフォーマンスが発揮できるような強さというのは、そういった心身の逞しさが重要になってくるのではないかと思いました。

枕が変わるだけで、眠りが浅くなってしまう私自身も見習わなくてはいけません。。。(^^;)

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