深みを求めていく。

「これだ!」と特効薬のように思ったことも、続けていけば慢性化し、当初感じていた刺激も薄れていってしまいます。

最近は情報化社会であるがゆえに、その流行り廃りはめまぐるしいものです。

内容が浅いものほど、その浮き沈みは激しく感じます。

そういったその場しのぎ的なものに、我々消費者は追いかけもし、振り回されもします。

ただし、振り回されないように堅物のごとく、変化を嫌うことも正しいことではありません。

目新しいものが、表面的なものなのか、奥深いものなのかを見抜く力が必要になってきます。

「今このときこの瞬間!」を的確に捉えた、まさに旬なものを取り入れることのできる勘の良さも重要だと思います。

物事には正解などなく、「これさえすれば・・・」と謳われているものほど怪しいものはありません。

正解に限りなく近づこうと努力し続ける事が、結果的には深みを求めていく事となり、それと同時に人間的にも謙虚さや素直さも必要となってきます。

私自身も、情報に惑わされることは多々ありますが、深さを測れる目をもっていきたいと思っています。

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