藤田選手が手術した2003年頃からになりますので、10年近くの付き合いになりました。
その藤田選手にも、自由契約という厳しい現実が突き付けられることとなり、このたび正式に引退発表をしました。
「精神的に弱い」「ブルペンエース」と呼ばれ続けた藤田選手に対して、トレーナーとして何ができるのか悩み続けましたが、結果的には正直なところ何もできなかったと思います。
「人を変えよう」と思って変えれる程簡単なものではありません。
「あの時もっとこうしてあげればよかったのかも・・・」という後悔ばかりが思い浮かびます。
藤田選手のみならず、患者さんや選手を本当に本質から良い方向に変わっていくためには、私自身がどもともっと変わっていくべきなんだと思います。
いろんな意味でとても良い勉強をさせてもらえた、10年間でした。
これから第二の人生大変だと思いますが、かげながら応援していきたいと思います。