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- 具体的にいいますと、そもそも人間はただテレビを見て座っているだけでも、肩や首に力が入り、自分で自分の力みを抜こうと思っても抜けなくなってしまい、肩こり首こりの原因になってしまいます。
自分に置き換えてみると、歩くという動作に一生懸命になるがゆえに、必要以上にエネルギーを使い過ぎているのではないかと考えるようになりました。
それから、歩く時にはできるだけエネルギーを使わないイメージで、歩くという動作を限りなく省エネで行ってみようと思い始めました。
そう意識し始めてから、ふと自分の歩く動作を見てみると、歩幅は自然と狭くなり、靴が地面と摩擦してザッっと擦れる音がしなくなり、かかとの減りが少なくなり、重心が下がり、体の前傾姿勢がなくなっていくように感じ始めました。
いくら歩くフォームを矯正しようとしても変わらなかったフォームが、エネルギーを最小限に抑えることを意識しただけで、フォームも自然と変化していくのが感じられました。
(逆に言えば、今までいくら力まない動作をマスターしようとしても、結局は力んだ状態でやっていたように感じます)その結果、ヒザの水はほとんどなくなっていき、まだ少しの違和感は残っているのですが、正座や屈伸はかばうことなくほとんど無痛でできるようになりました(^0^)/
イチロー選手が先日4000本安打に到達した時の特集で、専属のトレーナーさんが言っていた言葉で、「イチロー選手は全力で行っているように見えるけど、8割しか力を使っていない」といったお話がありました。
比較するのはおこがましいですが、なにかそういった「力の配分」をうまくコントロールすること、必要以上に入ってしまっている力をいかに抜くことができるか・・・そういったことが、人の動きには重要なのではないかと身をもって実感することができました。
まだまだわからないことだらですが、もうあと一段階は良くなると思うので、客観的に自分の体を観察しながら、いろいろ試していきたいと思います!!
- 具体的にいいますと、そもそも人間はただテレビを見て座っているだけでも、肩や首に力が入り、自分で自分の力みを抜こうと思っても抜けなくなってしまい、肩こり首こりの原因になってしまいます。