昨日行われました、全日本モトクロス選手権第二戦 関東ラウンド(埼玉県川越市)にて、
チームカワサキR&D所属の能塚智寛選手が総合優勝を成し遂げてくれました!!
ヒート1は二位、ヒート2も二位、そしてヒート3が一位と安定した成績を上げ、結果総合ポイントで総合優勝となりました。
大会直前の練習からも帯同していたのですが、その頃から体調を崩してまして、一体どうなることかと思いましたが、
なんとか日曜日には間に合った形となり、素晴らしい結果を残してくれました。
私個人としては色々課題が見つかったのですが、その一つとして、
「パフォーマンスアップのために、選手を正しい方向に導いて、上から引き上げていくこと」、
反対に「𠮟咤激励し、下から尻を叩いて押し上げていくこと」
この両方からのバランスのとれたアプローチがこれから重要になってくるのではないかと感じました。
昔の時代は、叱咤激励どころか、叱咤しかなかったですし、厳しくて当たり前。それに選手も親も文句も言わず従うことが当たり前とされてきましたが、時代は変わってきています。
モータースポーツに限らず、物凄く選手の能力は若い年代から上がってきていますし、身体能力だけでなく「よくそこまで考えてるなぁ、大人顔負けやなぁ」と感心させられることもしばしばです。
かといって、選手にお伺いを立てて、顔色伺っているだけではダメですし、時には叱咤も必要です。
上からと下からと、バランスのとれた指導がこれからは必要になってくるのではないかと思い、私自身もこれから精進していきたいと思っています。
あと私自身の技術的な課題としては、大会前のケア、レース前のケア、レース間のケア、レース後のケアの意味、目的をもっと明確にしなければと感じました。
能塚選手に敗れた選手たちも、必ずリベンジを果たすためにさらなる努力をしてきますから、もっともっと高みを目指して
チームカワサキ一丸となって頑張っていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!!