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- 先日、星野仙一さんがお亡くなりになりました。
テレビでは追悼番組がいくつも放送されていましたが、どの番組でも皆さんが涙ながらにお世話になった思い出を語られていました。
星野さんが監督をされていた当時は、鉄拳制裁もいとわない態度でとても厳しい指導をされていました。
今では大問題になる体罰でしたが、誰一人としてそこを問題視する人は、私の知る限りではいなかったと思います。それがもし、私利私欲で「自分の名誉のために勝ちたい!」だったなら、おそらく亡くなられても誰も哀しまなかったでしょうし、体罰を暴力問題としてやり玉にあげられていたと思います。
しかし、指導そのものがまずチームのため、選手本人のため、ファンのために勝つことに一心不乱であったからこそ、どんな指導方法であっても納得され、誰からも慕われていたのだと思います。
大事なことは、指導方法や内容や暴力行為そのものではなく、指導の根本にどれだけ愛情が詰まっているのかだと思います。
そこの軸足が定まってさえいれば、少々間違ったことをしても皆が納得し、効果は現れてくるのように思います。
反対にたとえ理にかなったことをしていても、それが取って付けたような張りぼてであったなら、やることなすこと噛み合わず不平不満が溢れ出してくるように思います。どんな仕事であろうとも、その裏側には深い愛情や思いが軸足として定まってないと、成功には繋がらないのだと思います。
- 先日、星野仙一さんがお亡くなりになりました。
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