人間関係を円滑にしていくために

人間関係がうまくいかない時や組織が機能していない時というのは、お互いの私利私欲がぶつかっているケースが多いように思います。

私利私欲というのは、自分を認めてもらいたい、自分が儲けたい、いい車に乗りたいといったような気持ちですが、そういった気持ちを持つことがよくないと言っているのではなく、また無我無欲の境地で僧侶のように慎ましやかに生活しないといけないということでもありません。

大事なことは、その欲にまみれた汚ならしい部分が「自分にはある」ときちんと認識し、向き合えているかだと思います。

人とぶつかっている時は、自分の方が正しくて何も間違っていない、清廉潔白だと認識しており、自分のその薄汚れたマイナスの部分はひた隠しにしていることが多いように思います。

相手と自分の良い部分と悪い部分がお互い客観的に理解し合えていれば、人と人との衝突は最小限に抑えることができるように思います。

そして、ぶつかり合っている人たちほど案外似た者同士であることにその時気づかされます。

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