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- たしか野村克也さんが、「強いチームは勝つときは接戦で勝ち、負けるときは大差で負ける」とおっしゃっていたと思うのですが、まさにそのように感じます。
逆にいえば弱いチームは勝つときは大差で勝ち、負けるときは接戦で負けるということがいえると思います。大差で勝つときというのは、イケイケドンドンで、ベンチはお祭り騒ぎのようになり、自分たちにはフォローの風が吹いているような状態になります。
なので、プレーしていてもとても楽ですし、やることなすこと上手くいくような感覚にもなります。実力以上のものが発揮できることもあるので、勘違いしやすくもなります。逆に1-0で勝っているときのような接戦の展開では、常に相手チームからのプレッシャーがあるのでそれに耐え続けなくてはいけません。まるで自分たちにはアゲインストの風(向かい風)が吹いているような状態になります。
弱いチームほど、自分たちにアシストしてくれる風が吹かなければなかなか勝つことは難しくなります。相手がエラーや四球を連発してくれたりすると、自分たちが楽にプレーしやすくなります。
しかし相手が強豪になってくるほど、楽には試合をさせてくれません。試合の始めから最後までアゲインストの風が吹いているといっても過言ではありません。強いチームになっていくためには、練習の段階でも楽をせず、プレッシャーのかかった厳しい場面を想定したりして、内容の濃い練習を積み重ねていくことが重要です。
自分たちにとってやりやすい楽な環境を求めることは、実はマイナスに働く可能性もあるということを理解しておかなくてはいけません。
- たしか野村克也さんが、「強いチームは勝つときは接戦で勝ち、負けるときは大差で負ける」とおっしゃっていたと思うのですが、まさにそのように感じます。
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