あいさつについて

トレーナーとして中学生の野球と新体操を指導させていただいております。

野球部も新体操クラブも、皆グラウンドや体育館に集まれば、並んで整列してあいさつしてくれます。

皆、声を揃えて大きな声であいさつしてくれ、気持ちが良いものですが、グラウンド外でバッタリ出会った時に、「あっ、こんにちわ!」ととっさに反応できる子は少ないように感じます。

練習以外で道で指導者にバッタリ出会ったら、「面倒くさいな」とか「知らないフリをしておこう」という子達もいるのではないでしょうか。

グラウンド内でマニュアル化されたあいさつは、ひとつ間違えば気持ちのこもっていない形骸化されたあいさつに変わってしまいます。

そうなることは、学校生活においても部活動の顧問や先輩にはきちんとあいさつはするけれど、他の先生方にはあいさつができないような子達に育ってしまうようにも感じます。

大人でも、周りがきちんと見えている人や、目上や目下分け隔てなくきちんと人間関係が作れている人は、たしかにあいさつは気持ちよくされています。

また、広い視野で気付いた時に即行動に起こせることは、プレーにおいても「あっ一塁ランナー次走ってきそうやな」「メンバーの動きが今日は硬いからこんな声をかけてあげよう」とか色んなことに気づけるので、必ずスポーツの上達に結びついてくると思います。

それもこれも、まずは大人がきちんとできていないと伝わらないものだと思うし、説得力はないので、しっかり心掛けていきたいと思います。

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