とくに肩や首回りを治療して体が緩み始めてくると、患者さんの体がピクピクとかビクンビクンといった感じで反応します。
わかりやすくいうと、学校の授業中居眠りしている時に、突然ビクンッとなって机を蹴飛ばしたりする光景がありますが、そんな感じの反応が起きます。
これは、おそらくカチカチに凝り固まった状態から、弛緩していく過程のなかで、途中ちょうど緊張から弛緩に移っていく狭間で起きる反応なんだと思います。
ご本人がこの反応を自覚している場合と、眠りのなかに入っていて全く気づいてない場合とがありますが、私自身はカチコチの塊がやっと融解してきたなと感じる瞬間であります。