指導させていただいているすみれ新体操クラブが、出場する県民大会の観戦に行ってきました。
いつも指導している選手がどれだけ力を発揮できるのか。そして他のチームはどれだけ仕上がっているのかを確認してきました。
選手達は頑張ってくれましたが、残念ながら結果は伴いませんでした。。。
私が見させていたいただいた率直な感想ですが、
例えば、10回練習して、5回もしくは7回しか成功できなかった場合、それはできないことと同じなのではないかと思うのです。
10回やって、9.9回できて初めてできたと言える段階まで到達したのではないかと思います。
しかし、9.9回も、大事なプレッシャーのかかる試合で、残りの0.1回の失敗が出ないとは限りません。人間のすることですから、100%はあり得ません。
そういう不安と隣り合わせの状態にいながら、その不安に打ち克てるように普段の練習から、100%を目指す・・・。
一切の妥協を許さない。そういった強い姿勢が成功を生み、自信が育ち、勝てるチームへと変貌を遂げるのではないかと感じました。
振り返ってみると、私自身の指導の中で、「まあ、これぐらいできていたらいいか・・・」と思ってやっていたことが、今になっていくつも思い出されます。
指導者のそういった妥協してしまう習慣は、選手に悪影響を与えます。
肝に銘じて今後の指導に生かしていきたいと思います。