コロナの存在意義

ここ数年世間を賑わせている新型コロナウイルス。

人間vsコロナという構図で政府やマスコミや国民が敵対視していますが、冷静に今までの経緯をみていくと、自然界での生存競争でいわれる「弱肉強食」の定理が当てはまるように私は思います。

 

他の生物と違って人間だけが自分たちより強い生き物に襲われる食物連鎖に関係せず、生命の危険に晒されることはほとんどなく、その結果全世界での人口爆発にもつながってきます。

 

亡くなる原因は、病気が7割で、あとは事故や自殺、老衰が数パーセントずつとなっています。

 

それでも増え続ける人口を考えた場合、ウイルスが発生したのも自然の摂理なのかもしれません。

 

最近のコロナウイルスによる死者数や重症者数の動向をみても、明らかに弱っている高齢者や持病の悪化によるものが増えてきています。

 

元気な若者や働き盛りの人、健康な高齢者が感染しても数日で回復し、一度感染すればよほど免疫力が落ちない限り、再度感染するケースは少ない。

 

帯状疱疹ウイルスが、健康だと体内で大人しくしているのに、不健康になって免疫力が低下すると活発化するように、インフルエンザウイルスもコロナウイルスも周辺には常日頃存在していて、弱いところからすぐにでも繁殖できるチャンスを窺っているのではないかと思わざるをえません。それはまるでトラやチーターが、群れの中で一番弱いシカに狙いを定めるかのようです。

 

ワクチンや薬が開発されてもそれが完治への決定打になることはなく、せいぜい症状が軽くなる程度であり、新薬開発を嘲笑うかのようにどんどん新しい型のウイルスがイタチごっこのように出てきてしまう。

 

したがって、私達人間はウイルスを撲滅させることに主眼を置くのではなく、感染しない体づくり、感染しても早期に回復できるような体づくりが基本となるのではないでしょうか。

 

月並みなことですが、「好き嫌いなくバランス良く、よく食べ、よく寝て、きっちり排便し、適度に運動して、適度にストレスも感じて、規則正しくメリハリのある生活」を取り入れることではないでしょうか。

 

そうしていれば、過度にウイルスを恐れる必要はないのではないでしょうか。

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