希望を持ちつつ、執着を手放す

「腸内細菌が喜ぶ生き方」 医師 城谷昌彦 著

体のことや、心のあり方にアプローチして、「自分の症状をいかに消すか」ということにある意味「執着」していたことに気づきました。しかし、この執着というエネルギーは時として反対の方向、つまり症状を悪化させる方向に働くことがあるのです。

たしかに「この症状が良くなればいいな」と希望を抱くことは、どんな病気においても大切なことです。しかし、それがいったん執着となり「この症状をなんとしても消さなければ幸せになれない」というような思いが出てくると、たちまちエネルギーの流れが負の方向に変わるのです。

こんなことを書くと、なんだか矛盾してるように聞こえるかもしれませんが、結局病気は治そうという力が強すぎると良くならないのです。

私はこれまでの経験を通して、あまりにも症状を消そうという思いが強すぎると、それは「執着」となり、負のエネルギーを生むということを知りました。

これは心のどこかで「この病気は治らない」だとか「治らないと健康になれないし、豊かな人生を歩めない」という不健全な思いからくる行動であることにも気づくようになりました。私たちは「本来健康な存在」なはずなのですが、様々なしがらみや思い込みにより、不健全な思いに支配されると無意識に「病気が治らない」ということを前提に行動してしまうようになります。私もその1人だったのです。

むしろ病気のことに囚われるのではなく、病気があろうがなかろうが関係なく、自分の人生のためにもっと大切なことにエネルギーを注ぐ覚悟をしたときに、メッセンジャーである病気はその役目を終え、おのずと健康へと近づくのです。

私たちはいったん病気になると辛い思いもするし、なんとかこの辛い症状を消そうとします。しかし、病気になるということには意味があります。

「体という私たちの中にある宇宙が、私たちに気づきと変化を促してくれている」と考えると見えてくるものがあります。

あまりにも病気に囚われすぎてしまうと、この大切なメッセージを見逃してしまい、成長のチャンスを逃しかねません。

「希望を持ちつつ執着を手放す」

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