水で角砂糖を溶かすには・・・

熱湯なら数回かき混ぜただけで、角砂糖は溶けると思いますが、水で溶かそうとした場合、時間をかけて必死にかき混ぜなくてはなりません。

体が元気であれば、少々のことがあっても病気になったり、ケガをしたりしません。
体の中は熱湯のようにふつふつと沸き上がるエネルギーが働き、筋肉や血液中に角砂糖のような塊があってもそれを溶かしたり、流したりすることができます。

しかし、加齢であったり、体に元気がない時は、流れのない水のような状態にあるので、なかなか塊を溶かせません。

緊張からくるコリや痛みなども、体の中が活発に働いていると簡単に溶かし流すことができますが、体に元気がないと滞りが生じて、いつまでも溶けずに居座り続けてしまいます。

治療をしていて、筋肉のコリや張りを見つけたら、職業柄、それをほぐそうとグリグリ揉んだり、針で刺したくなったり、その部分を集中的にやっつけようという意識がはたらいてしまいがちですが、その塊を流したり、溶かしたりできるように、患者さんの体の中の循環を活発化させて、結果的に痛みやコリが溶け流れていくようにしていくこと、すなわち水からお湯になるように、エネルギー変換することが本当の治療なのかなと感じます。

地球も火山や地震など、常に活発に活動しています。
水も流れず止まったままだといずれ腐ってしまいます。
体の中も活動的な状態に導くことが、より合理的で自然な形で健康につながっていくのだと思います。

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