15日午後~16日午前にかけて、関西地方に台風18号が接近し、各地に多くの被害の爪痕を残してしまいましたが、16日に加古川倶楽部の出張の予定が入っていました。
前日からの連絡網で、当日雨が降った場合、高砂市の体育館でトレーニングを行う予定でしたが、洪水警報が当日午前中いっぱい出ていたため、体育館の利用が制限されてしまい、結局いつも練習を行っている兵庫大学のグラウンドの乾いたスペースなどを利用しての練習を行ってきました。
7月末の全国大会以来の出張だったため、選手やスタッフの皆さんとお会いするのが久しぶりでした。
今回参加して率直に感じたのは、中学生のいい意味でも悪い意味でも純粋なのだな感じました。
選手は、指導者や親や学校などの生活環境の影響を多分に受けます。
環境や大人がいい方向に働けば、選手達はいい方向に成長していきます。
しかし、逆に悪い方向に導くことになれば、たちまち選手達は悪い方向になびいてしまいます。
非常に多感で、それでいてもろさを感じます。
だからこそ、大人である我々が正しい方向に導き、そしていい影響を与えられるように常に気持ちを引き締めておかねば!!と痛感いたしました。
野球がやれる学生期間はほんとに限られています。
あっという間に過ぎ去ってしまいます。
だからこそ、中身の濃いものにしていただき、これからの人生に生きてくるような経験をしてもらえたらと思っています。
私自身も、楽しさや悔しさ、苦しさと達成感をともに味わった仲間達とはいまだに交流がありますし、久しぶりに会っても、その空白期間があっという間に埋まってしまう程の親近感が、仲間どうしの間には存在しています。
ぜひとも苦楽をともにした仲間達とともに励ましあい、切磋琢磨し、心身ともに向上していってもらえたらと・・・とても偉そうなことを言っていますが、頑張ってもらえたらと思います!