先生の治療誰がするんですか?!

これはよく患者さんが私のことを気遣ってかけてくださるお言葉です。

「先生は治療してばかりいて体おかしくならないですか?」
「誰に治療してもらうんですか?」
たしかに、忙しくて治療が続いた時はそれなりに疲れてしまいますし、症状がヘビー級の方が来たときは、私も同じような箇所が痛くなることもあります。

しかし、患者さんと同じような箇所が痛くなって、それが治療した後も私の体に残っているときは、あまり治療がうまくいっていない証拠です。

治療がうまくいく時というのは、不調を訴える患者さんが良くなっていくと同時に、私も良くなって軽くなっていきます。

詳しいことは証明できていませんが、患者さんの体と私の体が同化して、一緒になって良くなっていくような感覚です。

おそらく、私の体の状態が不安定であれば、患者さんに主導権を握られてしまい、患者さんの症状に私が振り回されてしまい、お互い改善しないまま終わってしまうことがあると思うのですが、患者さんと適度な距離感を保ちながら、共に良い方向に向かっていくことができた時には、治療後お互いがスッキリして晴れやかに終わることができます。

なので、患者さんが良くなっていくと同時に私も良くなっていくので、私の体はどんどん健康になっていきます笑

「医者の不養生」という言葉がありますが、よっぽど不摂生しているか、治療の仕方を間違っているかだと思います。

ただ、決して健康を過信してはいけませんが、私の状態がどうなっていくかは、治療がうまくいっているかどうかの大きな目安となるようです。

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